カードローンの金利とは?利息の計算方法なども解説!

カードローンはさまざまな金融機関で取り扱っている商品であり、一度契約すると自分が好きなタイミングで限度額まで借り入れができる金融商品です。

しかし、カードローンを利用するためには金融機関での契約が必要になるのに加えて、金利や利息などについても把握してから利用しなければいけません。

利息について把握していない状態でカードローンを使用してしまえば、自分で思っているよりも最終的な支払金額が多くなってしまうケースも多いです。

どうしても自分で自由なタイミングで借りれるローンになっていることから、ある程度は自分で借入金額や返済額などについてはコントロールする必要があります。

本記事ではカードローンのポイントや金利と利息の計算方法などについても解説するため、これからカードローンを利用しようと考えている方は参考にしてみてください。

目次

カードローンのポイント

カードローンにはいくつかのポイントが挙げられ、一般的なローンとは少し異なった特性を持っています。

カードローンのポイントとしては以下の3点が代表的であり、ポイントについては把握しておきましょう。

  • 保証人や担保が不必要
  • 借りたお金の利用目的は自由
  • 利用限度額内なら自由に借りられる

一般的なローンでは金利が低く設定されている反面、さまざまな制約が設定されていることも多く、自由に借りたお金の使用ができません。

カードローンが持っているポイントについて確認して、自分がローンを組む際にはカードローンが合っているのか判断しましょう。

一般的なローンとカードローンでは異なった特徴を持っているため、違いについて理解しておくのは大切です。

それぞれの特徴について解説していきます。

保証人や担保が不必要

カードローンでは多くの場合で保証人や担保が不必要であり、契約申し込み時に誰かと一緒に行かなくても審査を受けられるのがポイントです。

一般的なローンでは金額なども大きくなるケースも多く、住宅ローンやカーローンでは担保設定が求められ、担保設定をしなければお金が借りられません。

担保とはローン返済ができなくなれば融資残高の支払いがなくなる代わりに、担保設定されている建物や土地・車などを金融機関が回収する方法です。

一方で保証人はローン返済ができなくなったタイミングで、債務者からローン返済を求めるのではなく保証人から返済を求める方法になります。

保証人は債務者と同等の責任を負っているとされているため、債権者から返済を求められると支払いをしなければならない可能性も高いです。

金融機関からすると貸しているお金を回収できなければ利益が出ないだけでなく、不良債権を抱えていると経営にも悪影響が生まれてしまいます。

そのため、金融機関は債務者が返済できなくなった際に元金だけでも回収できるような方法として、保証人や担保を設定るするのが一般的です。

借りたお金の利用目的は自由

借りたお金の利用目的は自由なのもポイントの1つとして挙げられ、レジャーや学費など自分が使いたいと考えている方法で使って問題ありません。

住宅ローンや奨学金などは使用目的が定められているため、使用目的以外で借りたお金を使ってしまうと契約違反に該当します。

契約違反に該当してしまうと次回以降の融資審査が厳しくなったり、最悪の場合は現在の融資残高の一括返済が求められたりと大きなデメリットが発生するかもしれません。

しかし、カードローンでは借りたお金の利用目的は自由であるため、遊びで使っても生活費で使っても契約違反にならないです。

利用目的が明確に設定されていないので金融機関に対して利用した履歴の照明なども必要ではなく、住宅ローンなどでは領収書の写しなどの提出が求められるでしょう。

カードローンは使用目的が自由に設定されている関係から金利が高めに設定され、借り入れの際には総返済額についても把握が大切です。

注意点としては利用目的は自由といっても金融機関によってある程度は制限があり、投資目的での借り入れや他人に貸すための借り入れは認められていないケースも挙げられます。

利用限度額内なら自由に借りられる

利用限度額内なら自由に借りられるのもカードローンを利用する目的といえ、他のローンと違って借りるタイミングで何度も金融機関に申請する必要がありません。

カードローンでは専用のカードを使用してATMなどで借り入れをおこないますが、金融機関が所有しているATMだけでなくコンビニATMや他行ATMでも使用できるケースも多いです。

借りている金額に対して利息や返済期限が設定されているため、借入時に発行される明細を確認して返済日や利息などについては確認しておきましょう。

利用限度額がどれくらいになるかは金融機関や資産状況によって異なり、基本的には数十万円からカードローンの利用上限額は始まります。

その後に返済実績などを積んでいくと利用限度額が高くなっていくカードローンも多いですが、利用限度額いっぱいまでカードローンは使用せずに自分が返済できる範囲で利用することが大切です。

また、返済額に応じて利息なども変更するケースも考えられるため、余裕があるタイミングでできる限り返済するのがよいでしょう。

金融機関などに相談して審査を受ける

カードローンは金融機関などに相談して審査を受けて、申し込み内容に問題がないと判断されるとカードローンの利用が認められます。

注意点としては申し込み内容について不備があると再提出が求められるため、少しでも早く利用したいと考えているなら不備がないか確認してから提出しましょう。

審査を受ける際の方法や詳しい内容については以下の3点が挙げられ、カードローンを使用する際には確認が必要になります。

  • 申し込み方法は金融機関窓口やインターネット
  • 必要書類を揃えて提出する
  • 審査には落ちてしまう可能性も考えられる

カードローンは審査によって利用可能か利用不可能を判断して、将来的にカードローンを利用した後でも問題なく返済できると判断された場合は審査に通ります。

それぞれの内容について解説していきますが、その中でも審査には落ちてしまう可能性も考えられるため、どうして審査に落ちてしまうか気になっている方は参考にしてみてください。

申し込み方法は金融機関窓口やインターネット

申し込み方法は金融機関窓口やインターネットから申し込みができますが、金融機関によって申し込み方法については異なっています。

金融機関窓口からしか申し込みができないカードローンもある一方、ネット銀行ではインターネットからの申し込みしか受け付けていないケースなどさまざまです。

金融機関窓口での申し込みは営業時間内に店舗まで赴く必要があるため、仕事などでどうしても営業時間内に時間が作れないならインターネット申し込みをしましょう。

また、ネット銀行などでインターネット申し込みが怖いと考えている方も少なからずいますが、近年では大手金融機関では口座開設などもインターネットから申し込みができるように環境を整備しています。

ネット銀行では信用ができないと考えている方がいれば、大手金融機関などが提供しているインターネット申し込みを活用する方法も有効です。

申し込み方法について不明点や疑問点があるなら電話して質問もできるため、自分に合った方法を選択してカードローンの申し込みをしましょう。

必要書類を揃えて提出する

必要書類を揃えて提出しなければ金融機関でも審査が進められず、どれだけ時間が経っても金融機関からの返事が来ない可能性もあります。

基本的に必要になる必要書類としては本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード)・カードローン申込書類・収入証明書類が挙げられますが、金融機関によって求められる必要書類は違う点は把握しておきましょう。

収入証明書類は源泉徴収票や給与明細書などに加えて、個人事業主などで事業をしているなら確定申告書の提出が求められます。

また、カードローン申込書類は具体的な個人情報などを記入する必要があり、漏れなく記入しないと書類不備として再提出が必要になるでしょう。

カードローン申込書類には現在の借入内容なども記入する場合も考えられ、借入内容について虚偽申告しても金融機関の審査でわかります。

虚偽申告をしていると金融機関から判断されてしまえば、本来なら十分に審査基準を満たしていても将来的に返済しなくなるリスクがあると考えて審査に落ちてしまうかもしれません。

必要書類は遅滞なく提出するのに加えて、内容についても確認をおこないましょう。

審査には落ちてしまう可能性も考えられる

審査には必ず通るわけではなく落ちてしまう可能性も考えられ、落ちてしまう要因はさまざまなケースが挙げられます。

人によって落ちてしまう原因はさまざまであり、代表的な原因としては以下の3点です。

  • 過去に金融事故を起こしている
  • 収入が希望金額と釣り合っていない
  • 他にも多くの借入金がある

審査に落ちてしまった原因によっては今すぐでも解消できるものもありますが、場合によっては時間をかけなければ解決できないものもあります。

例えば過去に金融事故を起こしている・他にも多くの借入金があるは解消のためには時間がかかり、収入が希望金額と釣り合っていないは申し込み内容を変えればすぐに解消する可能性も高いです。

それぞれの原因についてどうして審査に通らなくなるかに加えて、どうすれば原因を解消できるかについても併せて解説するので参考にしてみてください。

審査に落ちてしまう原因1.過去に金融事故を起こしている

過去に金融事故を起こしていると金融機関審査が厳しくなるのが通常であり、一般的にはブラックリスト入りともいわれています。

金融事故とは金融機関などから融資を受けている状態で、決まっている返済日に何度も返済が間に合っていない状態で信用情報にキズがついてしまう状態です。

他にもクレジットカードの支払日に入金が何度もできていない場合も対象といえ、携帯料金の滞納や各種税金の支払いができていなくてもブラックリストに載ってしまいます。

信用情報は金融機関などが審査をおこなう際に参考にする情報であるため、信用情報にキズがついている状態ではどうしても審査に通らなくなってしまうのは避けられません。

金融事故は返済日などを忘れていると金融機関などから連絡が来て、連絡が来ているにも関わらず無視を続けていると法律に基づいて債権回収などがおこなわれます。

ブラックリストに載っていると審査が厳しくなりますが、解消するためにはブラックリスト入りしている状態で新しい金融事故を起こさないようにします。

ブラックリスト入りしてしまうと一生涯続くと思われている方も多い一方、実際には5年ほど問題なく支払いをしていると信用情報は回復するケースが多いです。

審査に落ちてしまう原因2.収入が希望金額と釣り合っていない

収入が希望金額と釣り合っていないと審査には取らないため、どれくらいの金額であれば問題ないかについて金融機関などに相談するのも方法として挙げられます。

ただし、収入が希望金額と釣り合っていない場合の申し込みであれば、審査自体には通っていて金額が申込金額よりも低めに設定されているケースも少なくありません。

例えば100万円で審査に申し込みをしていても収入面から考えて、金融機関の審査結果として50万円で審査に通るケースです。

そのため金融機関によっては最初に少し多めに申し込みをして審査に通った金額で契約したりもありますが、実際には申し込んだ金額よりも低い金額で契約するのは問題ありません。

考え方としては100万円で申し込みをして審査に通った場合は100万円までは融資するといった意味なので、最終的な契約金額は100万円以下にする方法もあります。

ただし、金融機関によっては申し込みした金額でしか審査をしないケースもあるので、審査に落ちてしまった場合は希望金額を下げて申し込みしてみてもよいかもしれません。

審査に落ちてしまう原因3.他にも多くの借入金がある

金融機関審査に落ちてしまう原因として多いといわれているのが、他にも多くの借入金があるケースです。

カードローンに限らずローンでは最終的に貸している元金と利息を回収するのが金融機関の目的であり、毎月決まっている返済日に決まっている金額を返済してもらうことを前提としています。

そのため、一人一人の返済能力については重要な審査基準として考えられ、貸しているお金を問題なく返済できるかどうかが重要です。

金融機関からすると総合的な借入金も把握して返済可能かどうかの判断をするため、申し込みされた借入金以外にも多くの借入金があるなら審査に落ちてしまいます。

毎月の返済能力が10万円であると仮定した場合、新しいローン返済額が毎月5万円で他にローンがないなら問題なく返済が可能です。

ただし、新しいローン返済額5万円だけでなく他の借入金返済額が6万円あるなら、毎月の返済額は10万円を超えて11万円になるので審査に落ちる原因になります。

解決方法としては他からの借入返済が完済になってから、申し込みをしてみましょう。

金利は金融機関の収益になる

カードローンなどでは元金以外にも融資残高と金利によって利息が計算され、元金に利息を加えた金額を返済しなければいけません。

利息はお金を借りる以上は支払いをしなければならず、法律でも金利を設定して利息を取ることは認められています。

どれくらいの金利が設定されているかはカードローンによって違い、具体的な金利については金融機関に相談して把握しておくことが重要です。

他にも借りている金額によって金利が段階的に設定されるケースもあり、借りている金額が多くなるほど段階的に金利が低く設定される傾向にあります。

理由としては借りている金額が多くなると低金利でも発生する利息も多くなるため、金利を引き下げても金融機関からするとメリットが生まれるためです。

金利の計算方法について

金利の計算方法で重要になるのが融資残高と金利の2点といえ、融資残高が多くて金利が高いほど利息も多くなる点は把握しておきましょう。

毎月どれくらいの元金を返済して利息を支払っているかは明細などから確認できるので、明細はできるだけ見ておいて自分自身の債務状況については把握しておきます。

借入期間によっては毎月の返済額がかなり少なくなっていても、元金よりも利息の支払いが多くなっているケースも少なくありません。

金利の計算方法については自分で計算するのが難しい側面もあるため、実際の借り入れをおこなう前にはどれくらの返済になるかは把握が大切です。

例えば借入金額が100万円で借入期間が12カ月と仮定して、金利が10%と12%の場合を見ていきます。

金利が10%なら毎月の返済額は月8万7915円・総額105万4980円で、金利が12%では毎月の返済額は8万8848円・総額106万6176円です。

借入金額や借入期間が長くなると総返済額が多くなる

借入金額や借入期間が長くなると総返済額が多くなるのは当然であり、本来であれば自分が必要としている金額よりも多くの金額を借り入れるのはおすすめできません。

借りている期間では融資残高に対して常に利息が発生している状態であり、借入期間が長くなってしまうとその間は利息を支払わなければいけません。

少しでも支払う金利を抑えたいと考えているなら借入金額を少しでも抑えるのに加えて、借入期間を短くするのが重要です。

また、当初は返済期間を長めに設定していても途中で繰上返済もできるため、余裕が生まれたタイミングで繰り上げ返済すると利息が少なくなります。

繰上返済の方法についてもインターネットから申し込みをする場合もあれば、ATMから手続きができる場合もあるのでしっかりと確認しておきましょう。

カードローンの金利は金融機関によって異なる

カードローンの金利は金融機関によって異なっているため、特定の金融機関にこだわりを持っていないなら条件を比べるのがおすすめです。

今すぐでもカードローンを利用したいと考えていると条件を比較せずに決定する傾向にありますが、利用した後の状況を考えるなら少しでも条件がよい金融機関を選択しなければいけません。

また、条件面に関しては金利が特に重要な要素になっている一方、他にも審査基準や申し込みをしてから融資が終わるまでの期間なども判断基準になります。

カードローンに利用を視野に入れて考えているなら、以下の4点を意識してみましょう。

  • 金利を抑えたいなら複数の金融機関に相談してみる
  • 事前にシミュレーションで確認する
  • 利息制限法で上限金利は定められている
  • 金融機関によっては審査に通る場合や通らない場合がある

意識するべき点についても解説するため、カードローンをどこで契約するか迷っている方は参考にしてみてください。

金利を抑えたいなら複数の金融機関に相談してみる

金利を抑えたいなら複数の金融機関に相談してみる方法は一般的であり、金融機関によって設定されているカードローン金利が異なっています。

金融機関によって設定されている金利が異なっているのに加えて、同じ金融機関でも借入金額や資産状況によって細かい金利は違うのが特徴です。

審査の申し込みは無料で対応してもらえるケースがほとんどなので、とりあえずは複数の金融機関で審査をしてもらって適用金利について確認するのも方法として挙げられます。

適用金利がどれくらいになるかは審査をしてみないとはっきりとわからないため、金融機関側からしても実際に審査するまでは具体的な金利については明言できません。

審査は必要書類を提出すると受け付けてもらえるので、複数の金融機関で相談して出された適用金利を参考にしながらどこに依頼するかを検討します。

事前にシミュレーションで確認する

金融機関ではカードローンの借入金額と借入期間・金利を入力すれば総返済額がわかるシミュレーションが用意されているため、実際にカードローンを利用する前には総返済額については確認しておきましょう。

また、シミュレーションに関してはどこの金融機関でしても同じ数値が出るため、自分が使いやすいシミュレーションを使えば問題ありません。

シミュレーションはカードローン契約する前におこなうケースと、カードローン契約した後におこなうケースが考えられます。

契約前にシミュレーションしようとしても具体的な金利などがわかっていないため、基本的にはカードローン契約が完了した後にシミュレーションすることが多いです。

どれくらいの総返済額になるか気になっているなら、ATMなどで借り入れをする前にシミュレーションしておきましょう。

シミュレーションをせずにカードローンで借り入れを進めていると、自分で思っているよりも利息が多くなってしまうケースは珍しくありません。

利息制限法で上限金利は定められている

利息制限法は健全な貸付をするために金利について上限が決められており、金融機関が貸付する場合だけでなく個人間でのお金の貸し借りにも適用されます。

利息制限法で定められている上限金利を超えている分の利息は無効になるため、自分がお金を借りる際には利息上限方で定められている金利を越えていないか確認しなければいけません。

また、上限金利は一括で定められているわけではなく、金融機関や個人の貸付額によって段階的に定められており、具体的な上限金利については以下のようになります。

上限金利貸付額
年20.0%10万円未満
年18.0%10万円以上100万円未満
年15.0%100万円以上

カードローンの貸付額によって上限金利は決められるため、借りている金額が多くなれば多くなるほど金利は低くなるのが特徴です。

ただし、借りている金額が大きくなって金利が安くなっても、支払うべき利息は増えるので必要な分だけ借りる意識を持ちましょう。

利息制限法によって金利は一定までしか設定されていませんが、上限金利以下であれば問題ないので金融機関によってはかなりの低金利でカードローンを利用できるケースも挙げられます。

金融機関によっては審査に通る場合や通らない場合がある

金融機関によっては審査に通る場合や通らない場合があるため、どこかの金融機関で審査に落ちたからといって絶対カードローンが使えないわけではありません。

それぞれの金融機関によって審査基準が異なっており、どこの部分を重視して審査を進めるかも大きな要因として挙げられます。

基本的には複数の金融機関で審査を受けて内容について比較するケースが多いですが、この際に審査に通った場合と通らなかった場合の違いについて比べてみましょう。

また、一般的には銀行などよりも消費者金融の方が審査に通りやすい傾向があるので、銀行などでどうしても審査に通らないなら消費者金融カードローンの利用も視野に入れてみるのも重要です。

注意点としては金融機関によっては審査会社に依頼して審査を進めているため、審査会社が同じカードローンは通らない可能性が高くなります。

金融機関が独自に審査をおこなっているカードローンもいくつか存在しており、場合によっては金融事故を過去に起こしていても審査に通るケースもあるようです。

低金利カードローンを比べてみる

カードローンは数多くの金融機関が取り扱っている金融商品といえ、銀行や地銀だけでなく消費者金融も金融相遺品として取り扱っているでしょう。

すべてのカードローンが同じような条件で使用できるわけではなく、それぞれで少しずつ内容について違っている点が大切です。

そのため、どこのカードローンを利用するかは重要なポイントとして考えられ、共通している部分と違っている部分について把握します。

カードローンはケースによっては複数利用していることもあるため、それぞれの特徴について把握するのが重要です。

今回は以下の7つのカードローンについて紹介をおこなうので、違いについて知りたい方は参考にしてみてください。

  • 三井住友銀行
  • 楽天銀行
  • りそな銀行
  • レイク
  • アコム
  • アイフル
  • プロミス

それぞれのカードローンで持っている特徴も異なっているため、自分に合ったカードローンを選ぶことが大切です。

三井住友銀行

三井住友銀行カードローンはWEBから24時間いつでも申し込みができて、普通預金口座を持っていなくても利用可能です。

返済方法と返済日については都合に合わせて選べるため、他のクレジットカード支払いなどとのバランスを考えながら進められます。

また、カードレスでも利用できるのが三井住友銀行カードローンの特徴として挙げられ、カードレスで普段から取引しているとATMへの来店をしなくても借り入れも返済も問題ありません。

指定口座に対して振り込みで貸付がおこなわれますが、三井住友銀行以外の口座への振り込みも一律無料です。

ATMからカードローンを利用したいと考えているならカード発行が必要になりますが、既に普通口座を持っていてキャッシュカードが手元にあるならキャッシュカードでカードローンができます。

普通口座を持っていなければ利用できないと思われている三井住友銀行カードローンでも、実際には普通口座を持っていなくても他行への振り込みなども用意されているのが特徴です。

自分自身の状況に合わせて柔軟な選択をして、利用しやすい方法を選びましょう。

金利年1.5%~14.5%
利用限度額10万円~800万円
審査回答時間最短翌営業日

楽天銀行

楽天銀行で取り扱っているカードローンは楽天銀行スーパーローンが該当しており、楽天会員ランクに応じて審査優遇がされているのが特徴です。

会員ランクが高くなれば高くなるほど審査優遇がされるようになるため、普段から楽天で買い物をしていると自分で思っているよりも楽天会員ランクが高くなっているかもしれません。

借り入れも返済も全国ATMで対応しているのに加えて、パソコン・スマートフォンで24時間365日いつでも利用可能です。

また、楽天銀行スーパーローンの申し込みをした時の状況によっては、楽天ポイントが付与される特典も用意されています。

基本的にはインターネットからの申し込みであり、来店や申込書類は一切不要でアプリから必要書類の提出をすれば問題ありません。

楽天銀行を主に使用しているなら各種ポイントなども付与されるキャンペーンも開催されているため、普段の生活方式などを考えると楽天銀行が合っているケースも多いです。

金利年1.9%~14.5%
利用限度額10万円~800万円
審査回答時間当日から数日間

りそな銀行

りそな銀行カードローンは申し込みから契約までWEB上で基本的に完結するため、24時間365日自分が必要になったタイミングで申し込みできます。

カードローンは毎月決まった金額を返済しますが、どうしても日常生活において入金を後回しにして忘れてしまうケースは少なくありません。

そのような状況にならないように返済日前にはアプリから通知がされ、入金忘れによる問題やトラブルが起こるのを防ぎます。

また、上限金利が他のカードローンよりも低く設定されているため、利用する金額によっては金利が1%以上低く抑えることも可能です。

最低金利で審査が通らずに上限金利で審査に通っているなら、少しでも総返済額を抑えるためにもりそな銀行カードローンの活用も視野に入れましょう。

りそな銀行カードローンは銀行ATMやコンビニATMで利用ができ、お手持ちのキャッシュカードがそのまま使えます。

金利年1.99%~13.5%
利用限度額10万円~800万円
審査回答時間1週間以内

レイク

レイクはWEBからの申し込みや無人契約機での申し込みになりますが、初めての借り入れでは最初の何日間かは利息が発生しません。

そのため、どうしても短期的にお金が必要になったケースでは、銀行カードローンを利用するよりも利息が抑えられる可能性もあります。

申し込みをしてから最短25分で審査結果がわかるのもメリットとして挙げられ、今すぐにでもお金が必要になっている場合は審査時間が短いレイクは適しているでしょう。

カードローンの利用方法としては銀行振り込みかATM出金のどちらかが選べ、時間帯や自分の状況に合わせてさまざまな借り入れ方法が選択できます。

注意点として銀行振り込みは21時(日曜日は18時)までなら当日振り込みに対応しており、当日までにどうしてもお金が必要ならできるだけ早いタイミングで申し込みしましょう。

金利年4.5%~18.0%
利用限度額1万円~500万円
審査回答時間最短25分

アコム

アコムも無人契約機やインターネットでの申し込みがカードローン申し込み方法ですが、各回の返済金額方法が他のカードローンよりも特殊です。

一般的なカードローンでは毎月の最低返済額が統一されている一方、アコムでは借入金額の残高に一定の割合を掛けた金額を返済します。

30万円以下の借入であれば借入金額の4.2%が該当しますが、30万円超100万円以下の場合は借入金額の3.0%・100万円超の場合は借入金額の3%から1.5%の間で設定されるのが特徴です。

そのため、借入時にはどれくらいの返済金額が発生しているかについて確認して、返済金額が不足にならないように注意しましょう。

24時間365日日本全国で都合に合わせて借り入れができるため、ATMからの借り入れや口座への送金などの方法が用意されています。

金利年3.0%~18.0%
利用限度額1万円~800万円
審査回答時間最短30分

アイフル

アイフルは申し込み時に自宅・勤務先への連絡がおこなわれないため、誰にもバレずにカードローンを利用したいと考えているなら合っているでしょう。

どうしてもカードローンでは勤務先や自宅などに在籍確認をするのが一般的ですが、人によっては誰にもバレずに借り入れて誰にもバレずに返済したいと考えることも少なくありません。

審査結果に基づく利用限度額内なら自由に借り入れと返済ができるのがカードローンのメリットであり、他人に話さなければ在籍確認がないアコムは安心といえるでしょう。

審査回答時間は最短20分になっているのも特徴として挙げられ、WEBからは24時間365日いつでも申し込みができ、無人契約ルームからでも申し込みが可能です。

また、口座への振り込み手続きをすると営業時間内ならすぐに振り込まれるため、どうしても今すぐまとまったお金が必要な場合はよいかもしれません。

金利年3.0%~18.0%
利用限度額1万円~800万円
審査回答時間最短20分

プロミス

プロミスの審査は安定した返済能力が求められているため、消費者金融のカードローンでは審査が比較的厳しいともいわれています。

しかし、安定した収入を確保できているならアルバイトやパートでも利用が可能であり、上限金利も比較的低く設定されているのが特徴です。

大切なのは借りている金額を問題なく返済できるだけの能力を持っているかといえ、返済能力内であれば問題なくプロミスのカードローンは利用できます。

借り入れ方法は原則24時間365日土日祝問わずに振込手数料が無料で利用できるインターネット振り込み、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMからスマートフォンで借りれるスマホATMなどです。

融資を急いでいる場合はWEB申し込みがおすすめですが、24時間365日いつでも好きな場所から申し込めます。

金利年4.5%~17.8%
利用限度額500万円まで
審査回答時間最短25分

カードローンを利用する際の注意点

カードローンは金融機関などと契約して使用できる金融商品ですが、注意点について把握できていないと思わないトラブルや問題に発展するかもしれません。

そういった事態を避けるためにも金融機関と相談しながら適切な使用方法でカードローンは利用するべきといえ、実際にカードローンの使い方を間違ってしまい大きな借金を抱えている人も多いです。

カードローンを利用する際の注意点としては、以下の4点が挙げられます。

  • 自分自身の返済能力を超えていないか
  • カードローンの返済日を守る
  • 現金と利息の返済額を確認する
  • 多重債務にならないように考える

それぞれの注意点について解説するため、安心してカードローンを利用できるように注意点については把握しておきましょう。

一般的なローンでは金融機関から最初に決まっている金額を一気に借りて、毎月決まった返済日に決まった金額を返済していきます。

しかし、カードローンは自分で借入限度額なら何度でも借り入れができるため、返済能力などを考えながらどれくらいの金額までなら問題なく返済できるかなどを考えなければいけません。

それぞれの注意点について解説するため、カードローン利用を視野に入れているなら参考にしてみてください。

自分自身の返済能力を超えていないか

自分自身の返済能力を超えていないかが重要といえ、返済能力を超えている状態では健全な債務状況ではないといえます。

返済能力は人によってそれぞれ異なっているのが一般的であり、同じ年収であっても住んでいる家が高い場合や結婚していて子どもがいる場合は状況が違うでしょう。

金融機関では年収を参考にしてどれくらいの金額を貸せるかについて計算しますが、この際には生活費などを大きな計算に入れずに進めていくケースも少なくありません。

最初に自分がどれくらいの返済能力を持っているかについて把握して、借りている金額と自分の返済能力それぞれのバランスを取る必要が挙げられます。

返済能力が足りていない状況では返済に大きな負担がかかってしまう状況になって、日常生活においても落ち着いて生活ができなくなる可能性も高いです。

返済能力の考え方としては現在の収入と支出を考えて毎月どれくらい余裕があるかが重要であり、カードローンの返済を進められるように金額はどれくらいまでなら支払えるか把握します。

自分だけでは返済能力について把握が難しいと感じているなら、専門家に相談するのがおすすめです。

カードローンの返済日を守る

カードローンには返済日が設定されているため、借入れした際には返済日を確認して忘れないように返済しましょう。

返済日がいつになるかは使用しているカードローンや借入日などが関係しているため、自分が借りたタイミングなどを確認しておくことが大切です。

返済日を守れていないとカードローンの使用が停止される可能性も考えられ、複数回にわたってカードローンの返済が遅れている状態が続くて一括返済が求められるかもしれません。

他にも返済が遅れていると返済遅延金が発生するので、借りている金額に対して発生する利息に加えて他にも返済する金額が上乗せされます。

カードローンの返済日を何度も守っていない状態で考えられる最悪のケースは、金融事故を起こしてブラックリストに載ってしまうケースです。

ブラックリストに入ってしまうと金融機関で融資が受けられなくなるのに加えて、クレジットカード作成や携帯電話の分割などができなくなります。

どうしても返済日に返済が難しい場合は放置してしまうのではなく、カードローンの運営会社に対してできるだけ早いタイミングで相談しなければいけません。

状況によって返済が難しくなってしまう可能性は十分に考えられ、自分だけでなんとか解決しようとするのではなく運営会社に相談すると分割払いなどに対応してくれるケースもあります。

元金と利息の返済額を確認する

元金と利息の返済額を確認して自分が現在抱えている返済額について把握して、自分が借り入れている金額が十分に返済可能か判断する必要があります。

カードローンでは金利が設定されていることから返済額が自分で思っているよりも多くなるケースも考えられ、思っているよりも返済負担が大きくなってしまうケースは少なくありません。

また、短期的にカードローンを使用するなら最終的な利息はそこまで加算されませんが、借入期間が長期になってしまうとどんどん利息が多くなります。

借入金額と返済額によっては毎月の返済額内訳の多くが利息に当てられている場合もあり、なかなか元金が減っていかずに何年間も返済を続けている人も一定数いるのが事実です。

元金と利息を少しでも抑えたいと考えているなら返済計画についても考えて、できるだけ早い時期に返済が終わるように資金繰りも進めていきます。

また、返済などをしていても新しくカードローンで借り入れをすると金利も増えるため、入金額を間違えて返済額に足らなくなるなどは避けましょう。

多重債務にならないように考える

カードローンを利用している場合に限らずさまざまなローンを利用していると、最終的に多重債務に陥ってしまう可能性もあるでしょう。

多重債務に陥ってしまうとそれぞれの返済をどうするかだけでも時間がかかるのに加えて、金利や返済期日なども異なっているのでどうしても負担が大きくなります。

返済負担が大きくなっている状態では正常な判断ができなくなって、借金を借金で返済するような状態に陥ってしまうかもしれません。

どうしても多重債務から抜け出したいと考えているなら環境を変える必要があり、どうにかして資金調達を通じて多重債務になっている状態を解消します。

カードローンは借入限度額までならいつでも使用できる自由度が比較的高いローンですが、その分自分自身で債務については管理する能力が大切です。

どうしても自分では多重債務が解決できない状態になっているなら、弁護士などの専門家に相談して債務整理も視野に入れて考えましょう。

実際にカードローンの返済ができなくなっている状態で、他から借金して返済を続けているとどんどんと総借入額が多くなるかもしれません。

債務整理は国から認められている救済制度であるため、返済が厳しいと感じたタイミングで債務整理は視野に入れることが大切です。

まとめ

カードローンは一般的な目的ローンよりも資金使途なども含めて自由度が高いですが、自分自身で元金や利息などについても把握する能力が求められます。

ATMから簡単に借りられる手軽さも相まってローンである自覚がないケースも多く、自分では気づかない間に元金と利息が大きくなっていて思わないトラブルや問題に発展する可能性もあるでしょう。

そのようなトラブルや問題に発展しないように使用するカードローンについては把握して、返済能力などとのバランスも考えながら無理のない返済計画を立てます。

カードローンを利用して借り入れをする前にはシミュレーションなどをおこなって、どれくらいの金額までなら借り入れても問題ないかについて考えましょう。

使用する前は借り入れた分はすぐに返済すればいいと考えるかもしれませんが、さまざまな状況の変化が発生する可能性も視野に入れておきます。

基本的にはカードローンは自分が返済できる範囲で借り入れを進める管理能力が求められる一方、どうしても返済が難しくなった場合は債務整理を考えて弁護士などの専門家に相談しましょう。

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